Petit Musée(小さな美術館)ペーパークイリングアート
美術史と言われているものには、その時代ごとの作風が紹介されています。
歴史的背景だったり、地理的特徴だったり、いろんなことが混ざり合ってその時代にあった作品が生まれてきたのだと思いますが、
今回は『色』から直感的にその特徴を表現したペーパークイリングのミニアートフレームの額をつくってみました。
Petit Musée -小さな美術館-
1.ルネサンスの間
ルネサンスは「再生」を意味するフランス語で、
14世紀にイタリアからはじまった古代ローマ文化の復興と紹介されることが多いです。
今回は難しい言葉は置いておいて、ルネサンス期に多く描かれた聖母子像をイメージしてつくりました。
聖母マリアの衣服と幼子のキリストを色で表現しました。
2.ロココの間
太陽王ルイ14世からフランス革命までの間、フランスを中心に広まった貴族文化
そう『ベルばら』の世界です。
マリー・アントワネットがロココの女王をいわれるように、可憐で軽やかな作品が特徴です。
ピンクや水色といった淡い甘やかな色で表現してみました。
3.アール・ヌーボの間
19世紀末、いわゆる世紀末にヨーロッパで流行した美術運動。
花や植物などの有機的なモチーフと曲線を多用したのが特徴です。
建築、工芸、グラフィックデザインと多岐にわたる作品が残っていますが、
絵画で多く使われた、植物の緑と当時はじめて発見された合成有機染料「モーブ」の紫を配色しました。
4.メイキング動画
『ロココの間』のメイキング動画です。
ちょっとこった技法を使い絵画の額装をイメージしたデザインにしました。
是非ご覧ください。
自分でも作ってみたいなと思われた方は、
クイリングペーパー、台紙、額と必要な材料と
作り方のレシピが付いた、クイリング手作りキットもご用意しています。
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